大口径フレネルレンズ金型
こちらは、STAVAX製の大口径フレネルレンズ金型の加工実績です。こちらはSTAVAXのため、加工が非常に困難な材質ではございますが、当社では多数のSTAVAXを代表とする難削材の加工実績がございます。
フレネルレンズは、レンズとしての機能は変えずにレンズの厚さを小さくするために、段付きの形状をしたレンズのことを指します。このレンズは、照明用レンズやカメラフラッシュ用レンズ等に用いられています。
一般的にフレネルレンズは、段がついているものの全体としてはレンズ形状となっているため、形状誤差を小さくすることが求められます。精度が厳しい場合、段部分の溝の丸みもナノレベルにしなければならない場合もあります。
超精密・ナノ加工センター.comでは、このような高精度な複雑形状の金型部品の加工にも対応しています。単結晶ダイヤモンド工具を用いることで、ナノレベルの面精度を達成し、また光学部品用のCAD/CAMソフトを用いることで、形状誤差が非常に小さい高精度なレンズ面を形成することができます。
またこちらは、中部大学機械工学科の鈴木浩文教授に監修いただきました。