SiC製 鏡面ミラー
こちらは、ダイヤモンドに匹敵するほどの硬度をもつSiC(炭化ケイ素)で製作した鏡面ミラーになります。加工に用いた機械は、ナノレベルの加工が可能な東芝機械の超精密非球面加工機 ULG-100D(SH3)です。
”硬くて脆い”硬脆材料のSiCは、加工過程で欠けが発生しやすい難加工材の一つ。そのため加工時間が長くなり、その分金型代が上がってしまうのが一般的です。また、チャッキングで固定すると割れやすいという問題もあります。
木村製作所では、素材の固定方法を工夫し、ワックスで治具に固定することで割れを防ぐことに成功。手磨きレスでRa0.2μmという高精度を実現しました。
SiCを使った他の製品事例はこちら!!
SiC製 ガラスモールド用非球面金型
こちらは、ガラスレンズを成形するために用いられる超精密非球面金型です。
超精密研削加工によって仕上げ加工を行い、PV値は最大で約0.15μm、表面粗さは………