新着技術コラム

ガラスモールド用非球面金型

炭化ケイ素(SIC)の非球面加工におけるポイント

炭化ケイ素(SIC)は、ファインセラミックスの中でも優れた機械特性を持った材料ですが、その優れた機械特性ゆえに、機械加工を行うのが非常に困難です。また、非球面加工はそのR径の複雑さから加工自体が困難とされています。そのた…

高精度加工品

光学用ミラーの超精密加工におけるポイント

近年需要が徐々に増えているのが、光学ミラー(金属基板ミラー)加工や、ミラー金型の需要です。通常光学ミラーの加工のためには、研磨加工やラップ加工といった加工が必要となります。しかしこれらの加工は時間的にも費用的にも非常に高…

11_リニアフレネル成型用入子

リニアフレネルレンズとは?特徴から用途、加工方法まで!

近年需要が高まっている「リニアフレネルレンズ」ですが、まだまだその存在自体があまりよく知られていません。 ここでは、精密リニアフレネルレンズを製造する超精密・ナノ加工センター.comが、リニアフレネルレンズについて、その…

超精密レンズ金型

超精密加工とは? 定義・意味と技術特徴について

近年、光学分野や医療、半導体製造、バイオ分野などで需要が高まっているのが、超精密加工技術です。 本コラムでは、超精密加工という言葉の定義・意味から、超精密加工技術の特徴まで”超精密加工のプロフェッショナル”が徹底解説いた…

超精密非球面加工機 ULG-100D(SH3)

工作機械の母性原理とは?超精密加工の限界について

工作機械にとって何よりも重要となる加工精度ですが、そもそも工作機械用の機械部品を製造しているのも、これまた工作機械です。では、工作機械の加工精度は、工作機械の部品精度と関係するのでしょうか?   この疑問は、「…

SCM製 工作機械向け部品(外面溝部セラミック溶射)

被削性指数とは? 一覧からデメリットまで紹介!

難削材という言葉がありますが、一体どのような指標で加工しにくい材料と判断されるのでしょうか。その1つとして、「被削性指数」があげられます。 ここでは、被削性指数の説明と、難削材加工のポイントについて紹介していきます。 被…

アルミ合金製 内面鏡面切削加工品

アルミ合金切削加工とは? 加工のポイントを紹介!

金属やプラスチックを切ったり、削ったりすることで、あらゆる素材を様々な形状へと変えることができる切削加工。加工形状の応用範囲が幅広く、製造業の基盤となっている技術といっても過言ではありません。 今回はごく一般的な材料では…

超硬合金製 工作機械部品

超硬合金の超精密加工のポイント

超硬合金は、SiCなどのファインセラミックスに比べると切削加工は容易です。しかし、超精密加工となると話は別です。超硬合金を高精度に加工するためには、送りを小さくしなければならないため、切削距離が長くなり、工具が激しく摩耗…

フレネルレンズ成型用金型

フレネルレンズとは?原理から用途、製造方法まで!

近年需要が高まっている「フレネルレンズ」ですが、歴史や原理、および利用場所については非常に古くからあったものの、近年発達してきた最新のフレネルレンズの形状や用途、製造方法については、まだあまり知られていません。 ここでは…

単結晶ダイヤモンド工具のデメリットとは?

超精密加工には、単結晶ダイヤモンド工具が多く使用されています。これは、高硬度かつ刃先形状が高精度であること、さらに熱伝導率が高いことが理由としてあげられます。しかし、単結晶ダイヤモンド工具には大きなデメリットも存在します…